シマトネリコの剪定の方法 6月 5月

今回は、シマトネリコの剪定方法をご紹介したいと思います。
株立ちの物は、普通に一本の物とどう違うのか、それが問題です。
先ず、株立ちになっているということ、どうやって作るのかについては、
それなりに太くなるまで育てます。
そして、それを根元で一回切るわけです。
そうすると切った場所から芽が伸びて、
それを成長させると、本物の株立ちが出来ます。
と言うことは、萌芽力がかなり強い木のみが、
株立ちに出来る樹種として生産されるわけです。
本物と言ったのは、安価にするために偽物があるわけで、
細い木を何本か寄せ集めた寄せ株です。
これですと値段は数分の一で入手できます。
話がそれましたが、ようするにものすごい極端な剪定をしても、
芽が出るということです。
それと、強剪定によって出た芽は、一般的に徒長枝と言われる物ですが、
それを切らなくてはいけない、なんて事は無いと知っていてください。
枝が無いのでしたら、任意の高さから、
新芽が少し出ると仮定して少し低めにしておくと良いですね。
それと切り口は、基本外枝が出る角度に合わせて斜め切りです。
枝が無い今は難しいので、枝が出てから切りなおしても良いのですが、
幹が切った所でプツンと止まっていては、遠くから見ても違和感を覚えます。
枝の流れに違和感を覚えるような剪定は、美しくありません。
素人でもプロが何に気を使っているかは、
知っていて損はないのでご紹介致します。
株立ちは、数本か出ている物を合わせて一本の木とみまします。
ですので、一本一本をまじまじと見て形がどうだというのは、ナンセンスです。
中心に太い幹があると仮定して、
株立ちの幹はその樹皮に当たる部分と思ってください。
枝は、当然外に伸びるのが自然ですので、
外側に出てるものを残して剪定します。
しかし、すべての内側の枝を落としてしまうと、
あまりに不自然なので、真中がさびしくないくらい残しておきます。
外側に出てるも枝も、上下の間隔を見ながら狭いと思えば、
それなりの間隔になるように抜きます。
根元から立ち上がってる幹は、3.5.7本など奇数本が基本ですが、
株立ちの良さは細い幹が複数本あることでの、存在感と優しさです。
ですので、幹が太くなってがっちりしてしまっては、
株立ちの良さは失われてしまいます。
今は、まだ必要ないかもしれませんが、
根元からたまに出てくる、ヒコバエというか立ち枝は、
その更新用に育てておくことも必要です。
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