イングリッシュガーデンでの苗の植え方とその注意点

植物のフォルム(形)の違いをより重視して、
構成されていることを強く感じました。
インパクトのある植栽を目指すには、
植物のフォルムを線、面、点というカテゴリーに分け、
それらをバランスよく組み合わせることが一番のポイントです。
線は例えば、ベロニカやラベンダーのように先端がすっと尖った花や
ニューサイランなどの葉物、面はヘリオプシスやコレオプシスなどの
丸い花やホスタのような幅広の葉など、
点は、ワレモコウやリクニス・コロナリアなどが挙げられます。
植えたい植物をフォルム別のカテゴリーで、
しっかり捉えたら、次に気をつけるのが隣同士に
同じカテゴリーの植物を植えないというルールです。
フォルムの異なる植物が隣り合うことで、
互いのもつ美しさをより引き立て合うことができます。
もう1つ、植物がもつ質感の違いにも注目してください。
ふわふわしたもの、光沢のあるもの、マットな質感。
質感の異なる植物が隣り合うことで、
植栽はぐっと締まった印象になり、インパクトがさらに強まりますよ♪
日本の初夏から夏の気候の中で、いかに宿根草を健やかに育てるか、
一番のポイントは、風通しのよい環境を工夫することです。
地面に直接植え込むと、株元に風が通りにくく、蒸れやすくなりがちです。
レンガなどを積んで、地面を上げる「レイズドベッド」
という仕立ては、株元に風が通りやすくなり、
また株元の掃除もしやすくなるので、ぜひ試していただきたい方法です。
また、庭に植栽を仕立てる時、ほとんどが敷地の際近くを選びますが、
隣家と接している環境では風通しも悪くなりがちです。
思い切って庭の真ん中に花壇を設けるのも、
風通しを確保する有効な手段だと思います。
宿根草には、湿気が苦手でも乾燥には強い品種が意外に多いので、
屋上という乾燥しがちな環境に合った品種を選べば、
手間がかからず、美しい植栽が楽しめます。
最後に水やりですが、これは宿根草に限ったことではないのですが、
水やりのしすぎから株を腐らせてしまう方が、非常に多くいらっしゃいます。
株元に水がたまるような状況は作らないこと、これが水やりの基本です。
まずは、排水性のよい土づくりをし、
梅雨時も株元に水がたまらないように気をつけてくださいね^^♪
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